2018年4月19日木曜日

2018/4/18(水) 中日に勝利!


仕事がうまく片付かずに、帰宅したときはすでに21時近かった。すでに中日ドラゴンズとの試合は佳境。入浴もせず、発泡酒の缶を開けてテレビをつけた。

 前日の豊橋球場での試合が、雨で流れたのがちょっと残念だった。豊橋は、愛知県でありながらほぼ静岡県との県境。名古屋とはかなり離れているので、時折中日ドラゴンズのゲームが開催される。

僕はかつて出張で豊橋市には頻繁に訪れていた。輸出可能な港湾もあり、自動車産業を中心として経済的に実力の高い都市である。駅前には大きなシティホテルやビジネスホテルがあり、僕は駅構内直結のホテルによく宿泊していた。宿泊した時に、偶然、遠征で豊橋球場での試合を終え、宿舎であるホテルに帰ってきた当時選手だった広島カープの現緒方監督が、ユニフォーム姿で同じエレベーターになったことがあった。ちくしょう、あれが緒方監督ではなく、金本監督であればよかったのに...




さて、この日のタイガース。メッセンジャー投手が立ち上がり苦労していたが、やはりナゴヤドームのマウンドが堅いのだろう。でも、修正してよく投げていたと思う。ただ残念なのは初回の高山選手の守備。


色々なところでダメだしされているので、いまさら素人の僕が言及するまでもないのだが、ちょっと立ち上がり苦しい投手に対して、野手がさらに少し足を引っ張ってしまうようなことになってしまったのは残念だった。逆に盛り立てていきたいところなのに...


そしてこの日素晴らしかったのはやはり梅野選手だ。


うまく配球を組み立てていたと思う。また金本監督も「キーパー」というぐらい、難しいボールをよくキャッチする。肩もいいしセーフティースクイズもできてしまうぐらい、バントがうまい。


だが、バントがうまいのはわかるが、ランナー1塁で8番の梅野選手に送りバントという采配は疑問だ、という多くの批判を見聞きする。梅野選手に打たせてゲッツー、そしてその後投手がアウトで無得点になったとしても、次イニングは1番からだから、やはり梅野選手に打たせたらいいのでは?と。あるいは次に投手が打席に入るのに、1アウト2塁のチャンスを作ってどうするんだよ!とか。


実はこの点、僕も同じように思っていた。でも以下のように考えたら少し納得できる。

ノーアウト1塁だが、8番梅野選手、9番投手の二人合計の打率は1割前後。この打率1割前後の二人でアウトカウント2つになる可能性は極めて高い。であれば、アウトカウント2つ消費してでもランナーを2塁まで進めて1番打者に回すのが、このシチュエーションにおいて一番得点確率が高いからではないか?と僕は考え直した。


さらにランナー2塁にもっていく確率として

①ノーアウト1塁で打率1割あるかないかの梅野選手と投手に連続強行させた場合、得点圏までランナーがすすめる確率は?


②ノーアウト1塁で打率1割あるかないかの梅野選手に強行させて凡退、その後投手に1アウト1塁から送りバントさせた場合に得点圏までランナーが進める確率は?


多分、過去のデータを計算してみたら、①②よりも、梅野選手が送りバントするほうが、得点圏までランナーが進める確率が高くなっているのだろうと推測する。


一番打者はアウトカウントやランナーが少ないシチュエーションでの打順であり、それが故に長打力は重視されず出塁率が高い選手を配置するのが一般的だが、タイガースの高山選手の場合は粘って四球をとるという出塁者タイプではない。むしろ一昨年は打点60を超えているので、ランナーを返す方が向いている。




こう考えてみると、「ノーアウト1塁で梅野選手がバントする作戦」は納得できる。だったら「1番高山」がそもそも違うだろうとは思うが...
 ネットでみつけた記事で読んだのだが、回帰分析の結果、「重要性の高い打順」は1,2,4番だそうだ。その次に重要なのが3,5番。意外に3番が2番より重要でないのは、3番は「2アウトランナーなし」で回る可能性が高く、得点できる確率の低い打順だそうだ。ただし、この打順理論によったところで、年間に1,2点の得点増しか算出されないとのこと。


やはり選手の好不調や相手投手との兼ね合い、球場環境等考慮すべき点が多いからということだ。だが2番に3番より高打率あるいは高OPSの選手を配置してみるのも面白いかもしれない。現状のタイガースでいえば、糸原選手が適任ではないだろうか。


さて、今日はすでにレジェンドとして語られつつある松坂投手との対戦だ。若き小野投手との投げ合いが楽しみだ。そして「松坂vs福留」という「元バリバリのメジャーリーガー」同士の対決も面白そうだ。
早く帰宅してテレビみるぞ!!














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