2017年8月8日火曜日

2017/8/8(火) vs巨人 1-6 敗戦

2017/8/8(火) vs巨人 4-2 勝利

台風の影響で1日順延となった夏の甲子園大会が今日開幕。

今朝は雨が止んだので朝6時からいつものように甲子園球場外周をジョギングしようとしたが、あまりにも混雑しており、ジョギング不可能。甲子園球場周辺は、夜明けごろからもう開幕の熱気で満ち溢れていた。

今日は第3試合が少し長引いていたので、僕も早めに仕事を終えて、2イニングだけ外野席から観戦した。ブラバンの応援、選手の頑張りおっさんになった今、彼らが真夏に放つギラギラとした熱量に触れると、僕自身の30年前を思い出し、やや感傷的になった。

僕は高校時代、野球とは違うスポーツをやっていたのだが、最後の大会、完全燃焼できなかった。いや、大会中だけでなく、普段の練習から100%やりきってなかった。30年経過して、悔いは年々強まる。

高校生のみなさん、そんな悔いを抱えたまま、おっさんにはなってはいけないよ。

さて、話は阪神タイガースだ。今日から東京ドームで3連戦。相手はにっくきジャイアンツ。今シーズン、セリーグ内でここまで唯一負け越している相手だ。

タイガースの先発は岩貞投手。迎え撃つジャイアンツ打線は老朽化しつつあるものの、その中心の阿部選手や村田選手、マギー選手らは、にんにく臭とビール臭を朝からただよわせて夏場でも絶倫ぶりを発揮する弊社の上級管理職のおっさんたちに似ており、暑さをものともせずホームランを量産して相手を沈める試合を最近よく見かける。

そしてジャイアンツの先発はマイコラス投手。すでに今シーズン、タイガース打線にとって歯が立たないことをよーく思い知らされており、半ばあきらめてテレビ中継を見る。

いやはや、順位は下でもジャイアンツとは恐ろしいチームだ。

というか、僕のジャイアンツに対するイメージは「魑魅魍魎の棲む伏魔殿」だ。

野球の実力、もらっている高額な報酬、派手な私生活、そしてバックにいる読売新聞社は目が笑ってない人たちばかりで、なんか怖い原辰徳とかナベツネとか

そんなことはどうでもよい。今日の試合だ。

打線もう、マイコラス投手を打ち崩せる気配もない。色んな検証作業をしてなんとかしようとしているのは十分伝わる。が、一朝一夕では太刀打ちできないのも明らかだ。まだまだ鍛錬が必要だということだ。

岩貞投手も然り。球そのものもそうだし、メンタルも。時間がかかってもいいから、左の大エースになってもらいたい。

ただし、今日は見ていて恥ずかしいレベルだ。初回の四球からの失点、下位打線に油断したかのように適時打や本塁打を喫する

仕事のミスに言い訳はできない。なんとか自分で打破してもらいたい。

ところで、ここ何年かで63失点というQuality Startという基準が使われるようになってきた。7回以降のリリーフシステムがもはやスタンダードといえるまでに普及、確立されたことが大きく影響しているのだろう。その為、先発投手の役割、評価は数年前とは変わった。確かに投手の勝ち数、負け数は重要な指標といえるが、63失点以内という明確な指標を提示されたことで、先発投手の登板インターバルでの調整法、試合内でのアジャストは、かなり負荷軽減されたことだろう。

「ピッチャーといえば先発、先発といえば完投」という昔ながらのミッション(やや乱暴に言うと「古い価値観」)をどの投手にも画一的に求めることは、長い目で見た場合、チームとしてマイナス要素のほうが多いということだろう。

ただし、「絶対エース」がQuality Startを果たしたとか、最低限試合を作れたとか言っていてはだめだ、というのもわかる。

長いペナントレース、「今日の試合がチームの勝負どころ、正念場だ」という日がある。そしてそんな日に、圧倒する投球で完封勝利をあげて、チームの流れをガラっとかえたり、相手の息の根を止めてしまう、という投手の存在は不可欠だろう。でも、今この時点でそんなレベルの投手は、ジャイアンツの菅野投手ぐらいかな、とも思う。

話は戻るが、Quality Startと同様に、新たな指標群であるセイバーメトリクスの普及で、選手に対する「評価の公平さ」が担保されるようになってきた。

どのような基準で選手の年俸が決まるのか、僕なんかにわかるはずもないが、各球団がセイバーメトリクスまたはそれに準ずるような統計分析を自チームの選手の査定に用いるようになってきているのは想像できる。また現場でも、首脳陣は選手起用や采配のロジックが組みやすい。

しかし、選手起用、采配においては、金本監督はセイバーメトリクスを重視しているようには見えないし、現時点ではそれでよい。

僕個人としては、少なくともあと1,2年は、タイガースにセイバーメトリクス重視の戦略、戦術は不要だと思っている。

そもそも金本監督がセイバーメトリクス重視する采配なんて、多分誰も見たくないし、できるとも思ってない。本人だってそれを求められても無理だと言うだろう。

金本監督に期待するのはあくまで、「速く走れ、強く振れ、腕を振って投げろ」という広島カープ仕込みの「猛練習文化の定着」と、近い将来タイトル争いするような「柱になる選手の育成」だ。

さあ、明日は青柳投手が久々の登板。1ヵ月強にも及んだファームでの鍛錬の成果を見せてくれー!!


そしてまた貯金を2桁に伸ばしましょう!!!

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