2018年4月11日水曜日

2018/4/10(火) 甲子園開幕戦に勝利!

いよいよ4/10()から甲子園で6連戦が始まった。


これまでの8試合は44敗の勝率5割だった。もうこれまでの8試合はオープン戦だったと考えよう。甲子園での開幕こそがシーズン開幕という体にしてしまうのだ。逆にいうと、上位の広島、ヤクルトと対戦するこの6連戦こそ、タイガースの現在地を示すとも言えるだろう。


我々ファンも、より一層気合が入る。特にこの甲子園の初戦が二連覇中の広島カープとあってはなおさらだ。


毎年、甲子園の初戦ではオリジナルキャップが配布されるので、僕も何とかチケットを取りたいと思いつつも、すぐにチケット完売となって叶わなかった。だが、今年はついにレフトスタンドの一席を確保できた。だから何日も前からこの日を楽しみにしていた。


そして当日を迎え、朝からたいした会議もなく、定時ぴったりにそそくさと退社した。もちろん会社近くのスーパーで安い缶酎ハイを仕入れていく。阪神梅田駅から甲子園直通臨時列車に乗り込み、満員の車内で立ったままだったが、ものの10分で甲子園駅に到着だ。


阪神電車の車内もそうだが、試合当日は甲子園駅付近の町全体が黄色く見える。西宮市内には、西宮七園といって七つの高級住宅街があるとされ、甲子園はその一つにあげられる(他には昭和園、甲風園、甲東園、香櫨園、甲陽園、苦楽園)


確かに甲子園駅より北側は閑静なお屋敷街で、虎柄のニッカポッカ姿ではちょっと近寄れない雰囲気だ。一方、甲子園駅前の43号線より南側は、特にタイガースの試合がある日はガラが悪い。


何ともコントラストが鮮明な街なのである。


さて、QRチケットを引換え、レフトスタンドに入場した。僕は家族で観戦する以外は、結構な割合で「ぼっち観戦」しているが甲子園ではあまり「ぼっち」であることは気にならない。むしろ、前後左右に座っている初対面の虎党の兄ちゃんたちと、タイガース談義をしながら観戦するのが面白い。この日も隣に座っていた全身虎柄の兄やんと、今日の試合展望を語りつつ、プレイボールを迎えた。


今日の先発は先週のDeNA戦で好投した小野投手。


5日での登板だ。先発投手6人を揃え、中6日でローテーションを回していくのが定石となったNPBで、まだまだ実績は乏しい小野投手が中5日で登板するという事実が、先発投手陣の台所事情を物語っている。(尚、小野投手が乏しいのは過去の実績であって、現在の実力ではないことを追記しておく)


対するは広島の先発は薮田投手。昨年ブレイクした投手だが、やられたという印象は、あまりない。というより、むしろ昨季序盤はちょっと打ち込んだ感じさえすらある。


だが、それは昨年の序盤だけの話。今のタイガース打線が、今の薮田投手が打てるかどうかが問題なのだ。


試合は、2回表の2失点は、キャッチャーとピッチャーにタイムリーヒットを打たれたタイガースバッテリーが不用意だった気がするが、それ以外はよく広島打線を抑えていたと思う。


だが、スポーツ紙にも指摘されている通り、以下の3点はスタンドからも怒号が飛んだ。


1回裏のノーアウト1,2塁で2塁ランナーの高山選手が、ライトフライでタッチアップできなかったこと、3回裏の1,2塁でダブルスチールを2塁ランナーの西岡選手がストップし1塁ランナーの糸井選手がタッチアウトになってしまったこと、5回表にダブルプレーの送球がそれてゲッツー崩れの間に1点を失ったこと...


特に、僕は野球に置いては1,3塁の状況が最も相手が考えることが多いという意味で圧力をかけやすいシチュエーションだと思うが、初回にその状況をみすみす逃したのは残念だったと思う。一方でカープは1,3塁から得点していた。


とにかく、勝つには勝ったけど、会心の勝利からは程遠い。


世の中に、ミスや間違い、失敗をしない人などいない。だが、組織としてそれが大きな問題にならないよう、再発防止を講じる取組みはできる。例えば、昨日の高山選手のタッチアップは薄暮で見失ったとのことだが、見失ったときは3塁コーチャーの指示に従う等を取り決めておくとか...


野球をやったことがないのでわからないが、そんな取組はあってしかるべきなのかな、と思った。


さて、本日は雨の天気予報が心配だが、期待の新人である高橋遥人投手が先発予定だ。広島打線相手にどこまで通用するか楽しみだ!!

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